凛として時雨とは
2002年、埼玉にて結成。
公式サイトより
男女ツインボーカルから生まれるせつなく冷たいメロディと、 鋭く変幻自在な曲展開は唯一無二。
プログレッシブな轟音からなるそのライブパフォーマンスは、 冷めた激情を現実の音にする。
私が一番好きなバンドとして、凛として時雨、というバンドがあります。
私のHNの由来といっても過言ではありません。
凛として時雨というバンドに出会ったのは高校生時代。
所謂ニコニコ動画という動画で作業用BGMを探していた時に見つけたバンドです。
最初に聞いた曲は ” Sadistic Summer ” という曲から入り、それから ” Telecastic fake show ” や ” 鮮やかな殺人 ” 、
” a 7days wonder ” 等曲を聞いていったのです。
どの曲もギターボーカルのTKとベースボーカルの345が奏でるツインハイトーンボイスが魅力的で、それを支えるかのようなピエール中野のドラム。
スリーピースバンドらしからぬ音の厚みを感じさせるバンドです。
ハイトーンボイスの中にシャウトを交えているケースも多々あり、聞く人によっては不快感を覚えるかもしれないのですが、一度癖になってしまえば何度聞いても色褪せぬ曲ばかり。
聞けば聞くほど癖になるバンドなので、スルメバンドと称してもいいかもしれないです。
勿論最初のインプレッションは大事なのは変わりませんが、スルメバンドというのもありなのかな、と個人的には思います。
凛として時雨として活動していく中で、テレビアニメやテレビドラマ、舞台といった幅広いジャンルの中でタイアップを行っているのは純粋にすごいと思います。
特にテレビアニメの ” PSYCHO-PASS サイコパス ” からは切っても切れぬ関係のような感じであり、テレビアニメから始まり舞台、劇場版へと楽曲がタイアップしています。
各々のソロ活動について
ギターボーカルのTKは ” TK from 凛として時雨 ” という名義でソロ活動を行っている他、作詞作曲を手掛けていたり、ギタリストとして他アーティストに参加していたり、エッセイを出版したりと幅広い活躍を行っています。
ベースボーカルの345は ” geek sleep sheep ” 、 ” ti-ti.uu ” という二つのバンドでも活動を行っている他、グッズを作成したりしています。
ドラムのピエール中野は他バンドに多数出演している他、DJを行ったりイヤホンのプロデュースを行ったりしています。
TK from 凛として時雨 とは
凛として時雨のボーカル&ギター。 同バンドにおいて全作曲、作詞、エンジニアを担当し、鋭く独創的な視点で自らの音楽を表現する。
2011年にはTK from 凛として時雨名義で、初めてのソロ作品となる『film A moment』をリリース。 スリーピースバンド=凛として時雨の枠から自らを意識的に解き放ち、激しさとともに美しく繊細さを感じさせる独特のサウンドアプローチは、ジャンルを超越したTKだけの特別な音楽を生み出している。
また、凛として時雨、TK from 凛として時雨の活動のほか、エンジニアリングを含めたサウンドプロデュースや楽曲提供なども精力的に手がけ、多くのミュージシャンや才能に触れ、音楽の探求を続けている。
公式サイトより
凛として時雨から切っても切れないものとして、TKのソロ名義活動があります。
2011年、彼自身が写真を撮ったフォトブックとDVDを合わせた ” film A moment ” を完全生産限定でリリースしたところから始まります。
そして2014年、TK自身の名を大きく広めた曲 ” unravel ” がリリースされました。
この曲は石田スイ原作の東京喰種というアニメの主題歌となっており、海外からの人気も凄まじくYouTube等で様々なアーティストやバンドが演奏をしてみたり、歌ってみたりしていました。
2023年にはadoがカバーをしていたりと、転機を迎えたといっても過言ではない一曲だと思います。
また、Spotifyの“過去5年間に海外で最も再生された日本のアーティストの楽曲ランキング”にて「unravel/TK from 凛として時雨」が1位になったりと、TKといえばこの曲、といってもおかしくはありません。
他にも曲は ” first death ” や、 ” P.S. RED I ” などタイアップ曲は増え続けています。