Mysteria ~ Occult Shadows ~

「MYSTERIA OCCULT SHADOWS」暗い童話スタイルの3Dフルビュー、豪華でクールな戦いのACTケースです。
あなたは「MYSTERIA」の「スルナス」世界で魔法の力で「ダークネス」をコントロールし、超自然現象を経験し理想的な場所に到着します。

かわいい女の子を操作したくてsteamにてチェックしていた作品。
評価が「賛否両論」だったので、セール待ちをしていたところ、ついにきた・・・!
なんと80%オフで定価1,500円のところ300円だったので衝動買い。
アクションゲームとのことで、まぁあまり期待せず・・・でもキャラクターは可愛いなって思ってプレイ開始。

まずキャラクターがかわいい、兎に角かわいい。
武器もキャラクターに合わせて作られているような感じがして、グラフィック面は問題なし。
水面も努力している形跡があり。

武器は3種類用意されており、剣、大鎌、鎖鎌といったような感じ。
個人的には鎖鎌を基本に使っていて、時々大鎌を使っていたがどちらもテンポ良く攻撃が出来る。
剣はいまいちリーチがないのかな?と思ってしまったので、チュートリアル段階で早々に放棄してしまった。
こういうファンタジー要素溢れているゲームで、剣というよりかは鎌系の方がいいよなぁ、と個人的には思ってしまうのである。

システムにとどめを入れられるようになっていて、小型ー中型のモンスターと大型のモンスターとでモーションが違うのも良い。
個人的には小型ー中型モンスターよりかは、大型モンスターのとどめモーションのほうが迫力があってよいかな、と思う。
武器に応じてとどめのモーションが変わらないのはちょっと残念。
けれどどちらも出来が良いので満足。

あと火の玉を出して氷漬けになっているところを溶かす、というプチギミックもあり。
特にMPを消費するような感じはなかったので、氷漬けになっているところに大体の標準を合わせて連打していれば問題なかった。
2発目のモーション等はないので、1発のモーションのみ。
2発目のモーションは欲しかったかも・・・とちょっと贅沢なことを思ってしまった。

スライダーみたいなのに乗って移動する部分もあり。
これは1面ボスのところ。
ここも特にグラフィックがずれることなく出来ているのが良し。
ただ1面ボスと戦っている時に思ったのだが、片腕を振り上げる動作があった際にその時の判定が残っているのか、回避しても突っかかってダメージを食らってしまう、という場面もあったりした。
そこは振り上げていない方の腕へ避ければ良かったのだが、少し気になった点である。

ミニマップ等はないので、画面上部に表示されている情報を頼りに移動することになるが、基本的には一本道なので特に迷う事はない。
ただ重要項目がTips形式ではなく、画面上にログみたいに表示されるだけ、という場面が1ヶ所あったのでTips表示にしてくれたらな、と思う所はあった。

あと個人的な問題かもしれないが、全体的に画面酔いがしやすい。
ダッシュ時動きが早くなるので、景色が速く移動するのにも関わらずキャラクターは画面に近い為、キャラクターを見ながら移動をしていると酔ってしまう。
戦闘時はカメラをだいぶ引いてくれるので、それぐらいの位置にずっとあったらな・・・と思ってしまった。
まぁ設定をいじったらどうにかなるのかもしれないが、私がいじった限り快適状態にはならなかった。

このように緑色の何かが敵を倒したり物を破壊した後に表示されるのだが、これが全く意味が分からない。
触っても意味なし、Eキーを押しても意味なし。
どこかに使用方法が表示されていたのかもしれないが、せめて触ったら回復する、みたいな仕様にしてくれたら嬉しかったかもしれない。

あとは地形設定をもう少し作りこんで欲しかったかな、と思う。
上記の画像のようにハマってしまう所はあったし、何より二段ジャンプした後の着地設定がシビアでなかなか上れなかったりした。
二段ジャンプの時が一番地形設定のシビアさを感じてしまったかもしれない。

総評としては、確かに賛否両論という感じがした。
私は画面酔いが酷かったので、1面ボスを倒したところでギブアップしてしまったのだが、それさえなければやっていきたいゲームだな、と感じた。
でも1,500円で買った人からしたら、うーんとなってしまうような出来なのは確か。
キャラクターデザインは良いし、モデリングも良い、アクションも悪くないかな、と個人的には思うのでそこが勿体ない。
300円だと安価すぎるかな、と思う価格帯。
後は回復をするのがいちいち手間取るかな、と思った。
スロットを切り替える方法だと、戦闘中咄嗟に回復が出来ないのは結構致命的かもしれない。
ちょっと同人ゲームやってみようかな、と思う人にとってはありなのかもしれない。

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